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青白磁陶筥「緋」 松川和弘 茶碗 Ⅰ 陶筥という“線”の造形——置くだけで場が整う

青白磁陶筥「緋」 松川和弘 茶碗 Ⅰ 陶筥という“線”の造形——置くだけで場が整うW8. 2 D8. 5 H8. 0 cm 1977 1998 2000 2001 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (07)2012 (07 09)2013 202014 (11)2016 (08 12) 2017 (14 15) (08) 2018 NEXT(08 11 15)2020 2021 (15 17 19)2022 2023 2025 3655

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Description

Ⅰ 陶筥という“線”の造形——置くだけで場が整う

わずかに楕円を帯びた口縁と、腰の高い丸胴は、手捻り成形特有のやわらかな揺らぎを保ちながらも、見込みへ向かって穏やかにすぼまります。高台は小さく切り揃えられ、全体の重心を低く構えることで、手取りに安定感と静かな緊張を与えています。茶筅を含んだときの水切れが良く、点前の所作にも自然に寄り添うバランスです。

藤平伸様は、40年以上の陶芸人生であえて茶陶から距離を置いてきましたが、1993年の京都・茶道資料館での個展「藤平伸 ―茶陶に遊ぶ」を機に、新たな挑戦を始めました。この作品は、「自由に作る」精神のもと生まれたもので、藤平様らしい遊び心と独創性が光る一品です。茶陶という伝統的なジャンルに挑むことで、陶芸の新たな可能性を示した彼の姿勢が、この茶盌から感じ取れます。

藁白釉の柔らかな白は、抹茶の鮮やかな緑を一層際立たせます。濃茶を点てると暗褐色の液面に白い釉肌が静かに映り込み、薄茶では緑と白が織りなす淡い彩りが器内で揺らぎます。茶の湯の時間を通じて、雪の上に芽吹く若草を思わせる詩的な景色をお楽しみいただけるでしょう。

本作は、底に藁白釉が取れてしまった箇所がございます。

青白磁陶筥「緋」 松川和弘 茶碗 Ⅰ 陶筥という“線”の造形——置くだけで場が整うW8. 2 D8. 5 H8. 0 cm 1977 1998 2000 2001 2006 2007 2008 2009 2010 2011 (07)2012 (07 09)2013 202014 (11)2016 (08 12) 2017 (14 15) (08) 2018 NEXT(08 11 15)2020 2021 (15 17 19)2022 2023 2025 3655

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